Arch Linux インストールができたので、基本的なところを設定。
ユーザー設定
通常使うユーザーを追加。管理者として使うので wheel グループに入れとく。
adduser
Login name for new user []: matea2
User ID ('UID') [ defaults to next available ]: 1000
Initial group [ users ]:
Additional groups (comma separated) []: wheel
Home directory [ /home/matea2 ]
Shell [ /bin/bash ]
Expiry date (YYYY-MM-DD) []:
sudoを使えるようにする。とりあえず有線でネットワークを動かして sudo をインストール。
dhcpcd eth0
pacman -S sudo
visudo から設定して、 wheel グループの操作を許可。
visudo
# %wheel ALL=(ALL) ALL
%wheel ALL=(ALL) ALL
無線LAN設定
無線LANを設定する。いつもNetworkManager使ってるのでインストール。
sudo pacman -S networkmanager
sudo systemctl enable NetworkManager.service
そのままだと GW-USMicroN-G はうまく動いてなかったが、Ubuntuと同じ方法でできた。 /etc/udev/rules.d/99-wireless.rulesに設定を記述。
# PLANEX GW-USMicroN
ACTION=="add", SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="2019", ATTR{idProduct}=="ed14", RUN+="/sbin/modprobe -qba rt2800usb"
もうひとつ /etc/modprobe.d/wireless.conf に設定を書いて再起動。
# PLANEX GW-USMicroN
install rt2800usb /sbin/modprobe --ignore-install rt2800usb $CMDLINE_OPTS; /bin/echo "2019 ed14" > /sys/bus/usb/drivers/rt2800usb/new_id
パッケージ追加
必要なパッケージを色々追加。すでに使っているけど、 pacman を実行する。リモートのリポジトリを見るときは -S 、ローカルは -Q 、削除するときは -R を使う感じか。
基本は以下のオプションで良いかな。
pacman -Syu # システムをアップデート
pacman -Ss キーワード # パッケージを検索
pacman -S パッケージ名 # パッケージのインストール
ライセンスの問題などで pacman ではパッケージが見つからない場合もある。そんなときは AUR からインストール、これは yaourt を使うと楽そう。
ここを参考に、 /etc/pacman.conf を編集し、 archlinuxfr のサーバーを追加。
[archlinuxfr]
Server = http://repo.archlinux.fr/i686
でpacmanからインストール。
sudo pacman -S yaourt
あとはpacmanと同じようにパッケージ名を指定してインストールする。日本語フォントとかはここでインストールできた。
yaourt -S otf-ipafont
yaourt -S ttf-mplus
ただ mozc は ERROR: is not available for the 'i686' architecture. って言われるなあ。
サウンド設定
ユーザーを audio グループに追加する。
gpasswd -a matea2 audio
実はいろいろ設定しても音が全然鳴らなくて困ったのだが、OSごと再度インストールしなおして上の設定を行ったら音が鳴ったという。なぜ最初はうまく行かなかったかよくわからんけど、多分これだけで良いのだろう。
GUI設定
さてそろそろグラフィカルな画面が欲しいのでXをインストール。pacmanから xorg を指定、 Enter a selection とか言われて必要なパッケージを選択するように言われたけどまあ全部つっこんどいた。
sudo pacman -S xorg
runlevelを変更。最近はArchでもsystemdらしいので default.target にリンク貼ったらいいんじゃないかな。
sudo ln -s /lib/systemd/system/runlevel5.target /etc/systemd/system/default.target
ディスプレイマネージャをインストール。ふつうに gdm を入れた。
sudo pacman -S gdm
で起動時に動作するようにsystemdを設定。
sudo systemctl enable gdm.service
ウィンドウマネージャを入れる。自分はawesomeだけど、お好みでgnomeとかなんとか。
sudo pacman -S awesome
ついでにgrubの起動時間を設定。 /etc/default/grub を編集。
GRUB_TIMEOUT=1
sudo grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg
再起動したらgdmが動く。メニューからウィンドウマネージャを選んで、ユーザー名とパスを入力してログイン。
で自分は ~/.xsession に設定書いてるのでそこから読んで起動するようにしたい。ここに書いてあったのを参考にして /usr/share/xsessions/xsession.desktop を設定。
[Desktop Entry]
Encoding=UTF-8
Name=Xsession
Exec=/etc/gdm/Xsession custom
もう一度再起動するとgdmのメニューに Xsession が増えるので、それを選んでめでたしめでたし。
フォント設定
日本語フォントがなんだか変なので /etc/fonts/local.conf を編集。
<?xml version="1.0"?>
<!DOCTYPE fontconfig SYSTEM "fonts.dtd">
<fontconfig>
<alias>
<family>serif</family>
<prefer>
<family>DejaVu Serif</family>
<family>M+ 1p light</family>
</prefer>
</alias>
<alias>
<family>sans-serif</family>
<prefer>
<family>DejaVu Sans</family>
<family>M+ 1p regular</family>
</prefer>
</alias>
<alias>
<family>monospace</family>
<prefer>
<family>DejaVu Sans Mono</family>
<family>M+ 1m regular</family>
</prefer>
</alias>
</fontconfig>
gtk-2系は gtk-chtheme を使ってテーマも一緒に設定。もしくは ~/.gtkrc-2.0 に適当に書いておく。
pacman -S gtk-chtheme
gtk-chtheme
gtk-3系は ~/.config/gtk-3.0/settings.ini に記述。テーマとアイコンとフォントを書いておいた。
[Settings]
gtk-theme-name = Adwaita
gtk-icon-theme-name = Adwaita
gtk-font-name = "M+ 1p 10"
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