2012-01-15

Fedora 16 で texlive 2011

ちょっと久しぶりにLaTeXを触ってみようと思ったので、 Fedora に Tex Live の環境を整えてみた。

インストール

yumで標準のfedoraリポジトリを調べてみたら texlive のバージョンは2007だった。2011はutf-8が使えるらしいし、新しくtexliveのリポジトリを fedorapeople のとこから追加。 Fedora 16 なので packages.fc16 から。

sudo rpm -i http://jnovy.fedorapeople.org/texlive/2011/packages.fc16/texlive-release.noarch.rpm

yumでインストール。

sudo yum install texlive
platex

早速使おうと思ったら、 platex コマンドがない。うむむーと思いながら調べてみると texlive-east-asian てのを発見。fedoraリポジトリなんだけど良いんかいなーと思いつつ試しにインストールを実行。

sudo yum install texlive-east-asian

すると、 パッケージ texlive-east-asian は texlive-collection-langcjk によって不要になりました。代わりに texlive-collection-langcjk-2011-3.20111207_r24786.svn24462.fc16.noarch のインストールを試みています。 と言われた。という事で texlive-collection-langcjk をインストール。

sudo yum install texlive-collection-langcjk

これでplatexコマンドが入って、utf-8のtexファイルも問題なくコンパイルできた。

platex test.tex
pxdvi

pxdvi でdviファイルを見ようと思ったらこれも入ってない。これは調べてみてもよく分からず…。 xdvik をインストールしようとすると 既にインストール済みの texlive-xdvi-bin によって不要扱いになりました。 と言われるんだが…。texliveには入ってないんかな? 今回はpdfを作りたいだけだったので断念。

dvipdfmx

お次は dvipdfmx 。platexで出力されたdviをpdfに変換する。ふつうにやったらフォントがなんかおかしいみたいで怒られた。 -f オプションで cid-x.map を指定してやったらできた。

dvipdfmx -f /usr/share/texlive/texmf/fonts/map/dvipdfmx/cid-x.map test.dvi

設定ファイル /usr/share/texlive/texmf/dvipdfmx/dvipdfmx.cfg を見てみると、cid-x.map のところがコメントアウトされていたので、コメントを解除。

f cid-x.map

ついでにWarningが出ていた kanjix.map をコメントアウトしといた。

%f kanjix.map

これで -f オプション無しでもすっきり実行。

dvipdfmx test.dvi

うーん、全体的にあんまりよくわからんがpdfができたので良し!