うちのUbuntuは、ノートPCにUSBの無線デバイス PLANEX GW-USMicroN-G を差し込んで使っている。 11.04 (Natty Narwhal) のときは差すだけで使えていたんだが、 11.10 (Oneiric Ocelot) にアップグレードしたら動かなくなってしまった。で、いくらか調べて設定してみたら動くようになった。
コマンドで実行
まずUSBの状態を確認。
lsusb
Bus 001 Device 003: ID 2019:ed14 PLANEX GW-USMicroN
デバイスは認識しているようだ。じゃあモジュールの確認。
lsmod
GW-USMicroN-G のモジュールは rt2800usb だったと思うが見当たらない。なので動かしてみる。
modprobe rt2800usb
まだ動かないようなので、調べたサイトを参考に以下をやってみる。 lsusb で出てきたベンダーIDとプロダクトIDを書き込む。
sudo -s
echo 2019 ed14 > /sys/bus/usb/drivers/rt2800usb/new_id
exit
これで動くようになった。しかし再起動すると元に戻ってしまうので、起動時に設定を読み込むようにする。
起動時の設定
udev にUSBのルールを追加する。ファイル名はてきとうに /etc/udev/rules.d/99-wireless.rules にしといた。
# PLANEX GW-USMicroN
ACTION=="add", SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="2019", ATTR{idProduct}=="ed14", RUN+="/sbin/modprobe -qba rt2800usb"
それから、modprobeの設定を追加。こっちもてきとうに /etc/modprobe.d/wireless.conf としとく。
# PLANEX GW-USMicroN
install rt2800usb /sbin/modprobe --ignore-install rt2800usb $CMDLINE_OPTS; /bin/echo "2019 ed14" > /sys/bus/usb/drivers/rt2800usb/new_id
これで再起動しても動くようになった。そのうちカーネルの更新とかでなおるんかしら。