2010-11-28

Fedora 14 で LBP5050N を使用

Fedora 14 からCanonのプリンター Satera LBP5050N を使用できるようにした。

必要なものは CUPS と、Canonのプリンタードライバ CAPT 。今回行った手順はだいたい以下の感じ。

CAPTのインストール

私の環境ではCUPSはインストールされているのでここでは飛ばして、CAPTをインストールする。CAPTのダウンロードページから CUPSドライバ共通モジュールCAPT Printer Driver for Linux の2つのインストールパッケージをダウンロードしてくる。マニュアルもあるので合わせてダウンロードして読んでおくと良い。

でインストール (いっぺんにやっちゃったけど、先に共通モジュールをインストールしないといけないらしい)。

rpm -ivh cndrvcups-capt-2.00-2.i386.rpm cndrvcups-common-2.00-2.i386.rpm

インストールが成功したらCUPSを再起動しておく。

sudo service cups restart
CUPSの設定

次にCUPSの設定。私は、ここで ccpd (Canon Printer Daemon for CUPS) に送るってことをよく理解していなくて苦労した。

設定はブラウザから行った。アドレスは localhost:631

プリンターを追加する。

cups screen shot 1
cups screen shot 2

パスワードを聞かれるので、 root のパスワードを入れる。

cups screen shot 3

プリンターの種類は CAPT Printer を選ぶ。

cups screen shot 4

接続の欄に ccp を設定する。特に設定を変えていなければ localhost:59687 を入れる。

cups screen shot 5

プリンターの名前や説明を適当に。

cups screen shot 6

プリンターに合わせて機種を選択。CAPTのインストールで LBP5050 が選べるようになっている。

cups screen shot 7
cups screen shot 8

あとはデフォルトの設定を適当にすれば終わり。

cups screen shot 9
CCPDの設定

それから ccpd の設定。 ccpdadmin を使って、プリンターを登録する。

sudo ccpdadmin -p LBP5050N -o net:192.168.x.x

設定したら、 ccpd を起動する。

sudo service ccpd start

これでプリンターが使えるようになっているはず。

CCPDの自動起動の設定

あとは、ccpdが自動で起動するようにしておく。 chkconfig で追加しようとしたら対応してないそうなので、まずその設定。 /etc/init.d/ccpd を編集して、ファイル先頭に書いてあるコメントの下くらいに以下を追加 ( # は付けたままで良い)。

# chkconfig: 2345 80 10 # description: Canon Printer Daemon for CUPS

/etc/init.d/cups を参考に。CUPSよりあとに起動しないとうまくいかないようだ。ファイルを編集したら、 add オプションで起動スクリプトに追加。

sudo chkconfig --add ccpd

これで自動的に起動するようになる。

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